グローバルビジネス成功の第一歩〜基礎から実践まで〜

シエアする:

皆さんこんにちは。

本日は、先日、出版したアマゾンkindle本「グローバルビジネス成功の第一歩〜基礎から実践まで〜」のご紹介です。

グローバル化が進む現代、ビジネスの世界は国境や文化、時間を超えた舞台へと広がっている。かつては一部の大企業に限られていた国際的な取引や活動が、今では中小企業や個人事業主にまで広がり、グローバルビジネスはすべてのビジネスパーソンにとって避けては通れないテーマとなっている。

グローバルビジネスには、異文化理解や国際市場への適応、競争の激しい環境下で成果を上げるというチャレンジが伴う。それは一方で、自己成長と成功の大きな機会を提供してくれる。しかし、これらの挑戦の中で、多くのビジネスパーソンが精神的な負担や健康問題に直面しているのも事実である。メンタルヘルスへの配慮は、今やグローバルビジネスにおいて欠かせない重要な要素となっている。

本書は、グローバルビジネスの基礎から実践的なスキル、さらには異文化環境でのリーダーシップやチームマネジメント、メンタルヘルスの重要性までを包括的に解説するものである。以下の点を重視して執筆された。

1. 実務に直結する実践的な内容

本書では、読者がすぐに活用できる具体的なフレームワークやツールを提供している。たとえば、SWOT分析やPEST分析を用いた市場戦略の策定方法、Culture Mapやホフステードの6次元モデルを活用した異文化間のコミュニケーション改善、さらにはメンタルヘルスをサポートする実践的なテクニックを解説する。これらは、ビジネスの現場で即時に応用可能なものである。

2. 異文化環境でのリーダーシップと適応力

異文化の中でリーダーシップを発揮するには、柔軟性と適応力が求められる。本書では、文化知能（Cultural Intelligence, CQ）を中心に、文化的背景の違いを乗り越えるための具体的な方法を解説する。エリン・メイヤーの「Culture Map」やホフステードの「6次元モデル」を活用し、異文化間の違いを可視化し、それに基づく戦略的な行動を取る方法について学ぶことができる。

たとえば、日本とアメリカのビジネス文化の違いや、中国やインドといった急成長市場での適応方法などを具体例とともに示し、リーダーとしての適応力を強化する。

3. メンタルヘルスの視点を取り入れたアプローチ

グローバルビジネスの現場では、異文化適応や長時間労働、時差のあるコミュニケーション、高い競争環境など、多くのストレス要因にさらされる。これらの要因がパフォーマンスや健康に与える影響を無視することはできない。

本書では、メンタルヘルスの重要性を強調し、ビジネスパーソンがどのようにして精神的健康を保ちながらキャリアを築けるかを具体的に解説する。異文化適応ストレスへの対処法、ワークライフバランスの確保、心理的安全性のある職場の構築、さらには企業やリーダーがメンタルヘルスを支援するための取り組みについて具体例を挙げている。ユニリーバやGoogleなどの事例を通じて、メンタルヘルスと生産性向上がいかに密接に関係しているかを理解できるだろう。

4. 豊富な事例と多角的な視点

日本、欧米、アジア企業の成功と失敗の事例を数多く紹介することで、現実のビジネス環境で直面する課題を具体的にイメージできるよう工夫している。成功事例からは学びを、失敗事例からは教訓を得ることができる。

たとえば、ユニクロの中国市場での成功の背後にある戦略や、ウォルマートが韓国市場で撤退を余儀なくされた原因を分析することで、読者は自らのビジネスに応用できる知見を得られる。

5. 持続可能な成長を目指して

グローバルビジネスは、単なる利益追求の場ではない。異文化間の共生、持続可能な社会への貢献、そして働く人々の健康と幸福を大切にすることで、初めて成功が持続可能なものとなる。本書では、SDGs（持続可能な開発目標）をビジネスに組み込む方法や、地域社会と共生するモデルも紹介している。

本書を通じて得られるもの

本書は、グローバルビジネスで活躍するための知識やスキルを学ぶだけでなく、自分自身の健康やキャリアを守りながら成長を続けるためのガイドブックでもある。これからグローバル市場に挑戦する人、すでにその舞台で活動している人、そして新たな知見を得たいすべてのビジネスパーソンにとって、本書が有益な一冊となることを願う。

グローバルビジネスの世界は挑戦に満ちているが、その先には計り知れない可能性が待っている。本書を通じて、その可能性を掴む第一歩を踏み出してほしい。

ご関心のある方は、こちらへどうぞ。

ご感想、お問い合せ、ご要望等ありましたら下記フォームでお願いいたします。

投稿者プロフィール

市村修一

【略　歴】
茨城県生まれ。
明治大学政治経済学部卒業。日米欧の企業、主に外資系企業でCFO、代表取締役社長を経験し、経営全般、経営戦略策定、人事、組織開発に深く関わる。その経験を活かし、激動の時代に卓越した人財の育成、組織開発の必要性が急務と痛感し独立。「挑戦・創造・変革」をキーワードに、日本企業、外資系企業と、幅広く人財・組織開発コンサルタントとして、特に、上級管理職育成、経営戦略策定、組織開発などの分野で研修、コンサルティング、講演活動等で活躍を経て、世界の人々のこころの支援を多言語多文化で行うグローバルスタートアップとして事業展開を目指す決意をする。

【背景】
2005年11月、約10年連れ添った最愛の妻をがんで５年間の闘病の後亡くす。
翌年、伴侶との死別自助グループ「Good Grief Network」を共同設立。個別・グループ・グリーフカウンセリングを行う。映像を使用した自助カウンセリングを取り入れる。大きな成果を残し、それぞれの死別体験者は、新たな人生を歩み出す。
長年実践研究を妻とともにしてきた「いきるとは？」「人間学」「メンタルレジリエンス」「メンタルヘルス」「グリーフケア」をさらに学際的に実践研究を推し進め、多数の素晴らしい成果が生まれてきた。私自身がグローバルビジネスの世界で様々な体験をする中で思いを強くした社会課題解決の人生を賭ける決意をする。

株式会社レジクスレイ(Resixley Incorporated)を設立、創業者兼CEO
事業成長アクセラレーター
広島県公立大学法人叡啓大学キャリアメンター

【専門領域】
・レジリエンス（精神的回復力）　・グリーフケア　・異文化理解　・グローバル人財育成　
・東洋哲学・思想（人間学、経営哲学、経営戦略）　・組織文化・風土改革　・人材・組織開発、キャリア開発
・イノベーション・グローバル・エコシステム形成支援

【主な著書／論文／プレス発表】
「グローバルビジネスパーソンのためのメンタルヘルスガイド」kindle版
「喪失の先にある共感: 異文化と紡ぐ癒しの物語」kindle版
「実践！情報・メディアリテラシー: Essential Skills for the Global Era」kindle版
「こころと共感の力: つながる時代を前向きに生きる知恵」kindle版
「未来を拓く英語習得革命: AIと異文化理解の新たな挑戦」kindle版
「グローバルビジネス成功の第一歩: 基礎から実践まで」Kindle版
「仕事と脳力開発－挫折また挫折そして希望へ－」（城野経済研究所）
「英語教育と脳力開発－受験直前一ヶ月前の戦略・戦術」（城野経済研究所）
「国際派就職ガイド」（三修社）
「セミナーニュース（私立幼稚園を支援する）」（日本経営教育研究所）

【主な研修実績】
・グローバルビジネスコミュニケーションスキルアップ　・リーダーシップ　・コーチング
・ファシリテーション　・ディベート　・プレゼンテーション　・問題解決
・グローバルキャリアモデル構築と実践　・キャリア・デザインセミナー
・創造性開発　・情報収集分析　・プロジェクトマネジメント研修他
※上記、いずれもファシリテーション型ワークショップを基本に実施

【主なコンサルティング実績】
年次経営計画の作成。コスト削減計画作成・実施。適正在庫水準のコントロール・指導を遂行。人事総務部門では、インセンティブプログラムの開発・実施、人事評価システムの考案。リストラクチャリングの実施。サプライチェーン部門では、そのプロセス及びコスト構造の改善。ＥＲＰの導入に際しては、プロジェクトリーダーを務め、導入期限内にその導入。組織全般の企業風土・文化の改革を行う。

【主な講演実績】
産業構造変革時代に求められる人材
外資系企業で働くということ
外資系企業へのアプローチ
異文化理解力
経営の志
商いは感動だ！
品質は、タダで手に入る
利益は、タダで手に入る
共生の時代を創る－点から面へ、そして主流へ
幸せのコミュニケーション
古典に学ぶ人生
古典に学ぶ経営
論語と経営
論語と人生
安岡正篤先生から学んだこと
素読のすすめ
経営の突破口は儒学にあり
実践行動学として儒学に学ぶ！～今ここに美しく生きるために～
何のためにいきるのか～一人の女性の死を見つめて～
縁により縁に生きる
縁に生かされて～人は生きているのではなく生かされているのだ！～
看取ることによって手渡されるいのちのバトン
など